Tokyo Innovation Base 施設利⽤規約
この施設利⽤規約(以下「本規約」という)は、東京都スタートアップ戦略推進本部が管理する Tokyo Innovation Base(東京都千代⽥区丸の内3-8-3所在。以下「本施設」という)の利⽤条件等を定めるものであり、本施設の利用者(第1条で定義する)は本規約にしたがい本施設を利用するものとする。
第1条 (利⽤者)
1. 本施設は、以下のいずれかに該当する者(以下「利用者」という)に限り利用することができるものとする。
(1) ビジター:本施設の利⽤に当たり発券機にて必要となる情報を登録した者およびTokyo Innovation Base HPにてQRコードの発行を受けた者
(2) TIBユーザー:本施設の利用にあたり「Tokyo Innovation Base」アプリにて必要情報を登録し、会員登録を行った者
(3) TIBパートナー:「TIB パートナーに係る募集要項」の応募要件を満たし、「TIB パートナー協定書」を締結した法⼈
(4) その他利用者:東京都又は東京都が本施設運営業務の⼀部を委託した事業者(以下、「事務局」という。)が本施設を利用することを認めた法人その他の団体又は個人
2. 利用者が本施設を利用した場合には、本規約を承諾したものとみなす。
3. 事務局は、利用者が本規約の規定のいずれかに違反しまたは違反するおそれがあると判断した場合には、本施設の利⽤を認めない場合がある。
第2条 (遵守事項)
1. すべての利用者は、本施設の利用にあたり以下の事項を遵守しなければならない。
(1) 善良なる利⽤者の注意をもって本施設及び設備・備品を利⽤すること。
(2) 本施設の設備及び備品を棄損・汚損・滅失し又は他の利⽤者に損害を与えた場合、直ちに本施設運営スタッフにその旨を連絡し指⽰に従うこと。
(3) 自らの役職員のみならず、関係業者や来場者等に対しても本規約を遵守させること。
(4) 事務局から貸与された機器・備品等(以下「貸与品」という)について、事務局の指⽰に従い管理し、あらかじめ定められた⽇時までに返却すること。
(5) 本施設内での飲⾷は、周囲環境への配慮、利⽤後の衛⽣保持などモラルをもって飲⾷すること。
2. 利用者は、東京都及び事務局が社会情勢その他の事象に応じて本規約とは別に本施設に関するルールを定めた場合、これを遵守しなければならない。
第3条 (禁止事項)
1. 利用者は、次のいずれかに該当する場合には本施設を利⽤することができない。
(1) 法令または公序良俗に違反する行為及び犯罪行為またはこれに類する行為をする場合
(2) 政治的、宗教的な活動⽬的での活動をする場合
(3) 趣味や⽂化活動等の同好会活動をする場合
(4) 学友会や同窓会活動をする場合
(5) 勧誘・斡旋⾏為を⽬的とした活動をする場合
(6) 特定の個⼈・法⼈・団体のみの利益につながると事務局が判断した場合
(7) 他の利用者の活動の妨げになる活動又は本施設の運用を妨害しまた妨害するおそれのある活動をする場合
(8) その他、事務局が本施設の目的に反する活動と認めた場合
2. 利用者は、本施設の住所を以て本店登記又は支店登記を⾏ってはならず、また、郵便物や宅配便の受取先に使⽤してはならない。
3. 利用者は、貸与品を複製し⼜は第三者に譲渡もしくは転貸してはならず、また、事務局の書面による許可を得ずに貸与品を本施設外に持ち出してはならない。
4. 利用者は、原則アルコール類を持ち込んではならない。ただし、イベント・セミナー等の実施上持込みが必要な場合で、TIBパートナー等の主催者が事務局から承認を受けた場合はこの限りではない。
5. 利用者は、事務局の書面による許可を得ずに、壁⾯、ガラス⾯にポスター、張り紙等を掲示してはならず、また、事務局が事前に許可していない場所に案内板を設置又は掲⽰してはならない。事務局は、本項に違反して設置又は掲示されたポスター等を、掲示した利用者の費用負担においていつでも撤去し処分することができる。
6. 利用者は、本施設内で⽕気を使⽤してはならず、⾼圧ガス・ガソリン・灯油等の危険物を持ち込んではならない。また、本施設内は全⾯禁煙とする。
7. 利用者は、本規約によって⽣じる権利の全部⼜は⼀部を第三者に譲渡⼜は転貸してはならない。
第4条 (施設の利⽤⽅法)
1. 利⽤者は、本施設を利用するに際して、公式アプリにて必要情報の登録をして会員登録を行うか、事務局が案内する⽅法に従い、本施設利⽤の都度、受付において利⽤開始時に必要情報を⼊⼒するものとする。ただし、イベント・セミナー等の開催内容によって受付⽅法が⼀部変更される場合がある。
2. 利用者は、本施設のうち次に掲げるスペースを、本規約に定める条件に従いその⽬的に応じて利活⽤することができる。
【1階】
(ア) ENTRANCE
(イ) ネットワーキング・イベントスペース:SQUARE-1、SQUARE-2
(ウ) 交流スペース:LIVING
(エ) 体験展示スペース:PARK
(オ) テストマーケティングのスペース:SHOP
【2階】
(カ) エントランススペース:PERCH
(キ) カフェスペース:BAR
(ク) イベントスペース:STAGE、ROOM
(ケ) 個室会議室:MTG-2A、MTG-2B、MTG-2C、MTG-2D、MTG-2E、MTG-2F
(コ) 共創ワークスペース:SHARE
(サ) 展⽰スペース:EXHIBIT
(シ) ものづくりの実証スペース:FAB
【3階】
(ス) 交流スペース:LOUNGE、SALON
1F
2F
3F
3. 利用者は、個室会議室を事前に予約することができず、当日空いている場合であって事務局が利用の許可をした場合に限り利用することができる。ただし、本施設においてイベントを主催する場合には、事務局の許可を得て事前に予約することができる場合がある。
4. TIBパートナーは、事前に予約することで、イベント・セミナー等の会場としてイベントスペースを利⽤することができる。この場合、「Tokyo Innovation Base イベントスペース利⽤規約」に基づく⼿続きを経る必要がある。ただし、イベントスペースでイベントを実施していない時間は、利⽤者がイベントスペースを利⽤することができるものとする。
5. 前各項に定めるほか、本施設の利用に関する詳細は、本施設にて掲⽰する「施設利⽤案内」に従うものとする。
第5条 (本施設の所在地と利⽤時間)
本施設の所在地と利⽤時間は、次のとおりとする。
所在地:〒100-0005 東京都千代⽥区丸の内3-8-3 Tokyo Innovation Base
利用時間:平⽇ 10時00分〜21時00分(但しイベント等を実施する場合は22時00分まで)
⼟⽇祝 10時00分〜17時00分 (但しイベント等を実施する場合は22時00分まで)
年末年始や施設の管理運営上の保守点検⽇等は休館とする。
第6条 (利⽤可能設備・備品について)
1. 利⽤者は次の各号に定める設備を、次の各号の定めに従い利⽤することができる。
(1) 機器・備品の貸出し:受付にて貸し出した機器・備品については⾃由に使⽤できるが、使⽤後は必ず受付へ元の状態で戻すこと。イベント・セミナー等の開催時、「イベントスペース利⽤規約」に基づき機器・備品を賃借する場合は、定められた⼿続きを経て使⽤し、⼿順に沿って返却すること。
(2) 電源の利⽤:家庭⽤100Vを提供する。電源タップケーブルよりPC等への電源利⽤が可能である。利⽤者1⼈あたり1⼝の使⽤とすること。
(3) 公衆Wi-Fiサービス:セキュリティ対策は利⽤者の責任により⾏うこと。
(4) 空調・照明:共⽤とする。室温や照度の調節は事務局にて⾏うため、スイッチ等に触れないこと。
(5) ゴミ箱:本施設内で発⽣したゴミは、本施設内のゴミ箱の分別区分に従い本施設内に設置されたゴミ箱に廃棄する。ゴミの持ち込み、放置をしないこと。ただし、イベント・セミナー等で発⽣したゴミについては「Tokyo Innovation Base イベント開催案内資料」に従うものとする。
(6) 駐⾞場・駐輪場:本施設には、駐⾞場及び駐輪場が無いため、周辺の有料駐⾞場等を利⽤すること。
第7条(本施設の利用停止等)
1. 事務局は、以下のいずれかの事由があると判断した場合、利用者に事前に通知することなく本施設の全部または一部の利用を停止または中断することができる。
(1) 地震、落雷、火災、停電、天災その他の不可抗力により、本施設の利用の提供が困難となった場合
(2) 本施設において使用するコンピュータまたは通信回線等が事故により停止した場合
(3) 本施設において使用するコンピュータシステムの保守点検または更新を行う場合
(4) 前各号に定めるほか、事務局が本施設の利用の提供が困難と判断した場合
2. 事務局は、利用者の活動が本規約の規定のいずれかに違反しまたは違反するおそれがあると判断した場合には、利用者に対して本施設の利⽤を認めない場合がある。
第8条(損害賠償・免責)
1. 利用者が、故意または過失により、本施設内の設備・備品等を破損させる等により東京都又は事務局に損害を負わせた場合には、これにより生じた修理費用その他の一切の損害を賠償する義務を負う。
2. 利用者が、故意または過失により、他の利用者を含む第三者に損害を負わせた場合には、自らの責任で解決するものとし、東京都又は事務局は一切の責任を負わない。
3. 東京都又は事務局は、次の各号に定める場合において一切の責任を負わない。
(1) 利⽤者が他の利⽤者又はその他の第三者の所有物等を棄損若しくは汚損した場合
(2) 他の利⽤者又はその他の第三者との間で事故やトラブルが発⽣した場合
(3) 本施設の利⽤中に、当該利⽤者の所有物の盗難⼜は棄損が生じた場合
(4) 事務局の故意⼜は重⼤な過失によらない⽕災、盗難、諸設備の故障等の事故が生じた場合
(5) 不測の事故、天災地変及び官公署の命令若しくは指導等により、本施設の利⽤が不可能な事態が⽣じた場合
(6) 本施設の電源及びインターネット回線を利⽤した際の、パソコン等の不具合⼜はデータの消去若しくは漏洩等の事態が⽣じた場合
(7) 本施設のインターネット回線の接続不良、設備・備品の不具合等が生じた場合
(8) 第7条又は第9条の規定により本施設の全部または一部の利用を停止した場合
第9条(反社会的勢力の排除)
1. 利用者は、東京都及び事務局に対し、次の各号の事項を確約する。
(1) 自らが、暴力団、暴力団関係企業、総会屋若しくはこれらに準ずる者又はその構成(以下総称して「反社会的勢力」という)ではないこと。
(2) 自らの役員(業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者をいう)が反社会的勢力ではないこと。
(3) 反社会的勢力に自己の名義を利用させ、本施設を使用するものでないこと。
(4) 本施設の利用に関して次の行為をしないこと。
① 東京都又は事務局に対する脅迫的な言動又は暴力を用いる行為
② 偽計又は威力を用いて東京都又は事務局の業務を妨害し、又は信用を毀損する行為
2. 利用者は、東京都及び事務局に対し、自ら又は第三者をして本施設を反社会的勢力の事務所その他の活動の拠点に供しないことを確約する。
3. 利用者が次のいずれかに該当した場合には、事務局は、何らの催告を要せずして、利用者に対して本施設の利用を停止することができる。
(1) 第1項(1)又は(2)の確約に反する申告をしたことが判明した場合
(2) 第1項(3)の確約に反し契約をしたことが判明した場合
(3) 第1項(4)又は前項の確約に反した行為をした場合
第10条 (⾮常事態発⽣時の対応)
1. 利用者は、館内での⽕災を発⾒したときは、直ちに付近の本施設運営スタッフに報告しなければならない。この場合、防⽕管理者の指⽰に基づき、避難路を確保し初期消⽕に努めるとともに、119番へ速やかに連絡するものとする。
2. 利用者は、⾮常警報設備を⽕災および⾮常時以外は使⽤してはならない。
3. 利用者は、地震、その他の⾮常事態発⽣時には、防⽕管理者または管理会社の指⽰に従い、適切な措置をとるものとする。
4. 利用者は、⽕災および地震発⽣時はエレベーターを使⽤してはならない。
第11条 (規約の変更)
1. 東京都は、必要に応じて本規約を変更できるものとする。
2. 東京都は、本規約に変更がある場合には、事前に公式ウェブサイトにて変更内容を告知することとする。
第12条 (管轄)
本規約または本施設に関連しまたは起因して生じる一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。
第13条 (附則)
2024年2⽉15⽇ 制定・施⾏
2024年5⽉15⽇ 改定
2025年5月8日 改定