TiB FAB Makers Challengeとは?
ものづくりスタートアップにチャレンジしたい熱量ある方を対象とした、
ものづくりシードスタートアップ育成プログラムです。
ハードウェア製品の開発に必要な知識を身につけ、自社(個人)のアイデアを具現化する技術と、
量産化に向けた効果的な試作開発の手法を身につけることができます。
ものづくりの知識や技術だけでなく、パートナー連携やマッチングによる量産化、
実装等の個別支援を約6ヶ月間、ワンストップでサポートします。
これを機に、アイデアを形にしたい方やプロダクト開発を加速させたい方のご応募をお待ちしています。



本プログラムの特徴
セミナー&ワークショップ
現場での実際の製品開発経験を持つ起業家や開発者による実践的な開発支援プログラムで
有用な知識に絞り込んで学習できます。
開発のための伴走支援
技術相談やメンタリングを始めとして、原理試作・量産試作の開発等、参加者それぞれの段階に
あわせた連携支援体制があります。
ものづくりスタートアップコミュニティ
ものづくりに欠かせない、起業家同士を中心とした横のつながりを構築できます。
事業化マッチング・プロモーション
事業化に必要なステークホルダーとのマッチングや、製品や成果のアピールが可能な広報PRの機会を提供します。
活動拠点の提供
プログラム期間中はFABの機材とロッカーが無料。
ハードウェア開発に必要な大判の材料や仕掛り品などの格納が可能な大型のストレージロッカーを用意。
また通常は有料のデジタルファブリケーション機材も無料で使用できます。
成果発表会での登壇機会
投資家、金融機関、支援会社等のステークホルダーをはじめとした多数のオーディエンスの前で
プレゼンをおこなう機会を提供します。
こんな方におすすめ
- ハードウェアスタートアップに興味はあるが、何から始めればよいかわからない方
- 起業に挑戦したいけれど、開発や事業化の進め方に不安がある方
- 分野を問わず、ものづくりで起業アイデアや課題解決に取り組みたい方
- 自身のアイデアを形にして、社会や市場に価値を届けたいと考えている方
- 将来、ハードウェアスタートアップに挑戦したい学生
- 技術や経験はこれからでも、起業に意欲のある学生の方
- すでに活動を始めているが、試作や技術開発で壁にぶつかっている方
- プロトタイプ開発などで課題を感じている、スタートアップの初期フェーズの方
募集要項
応募方法 | 本エントリーページからお申し込みをお願いします。 |
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応募資格 | 以下の要件を全て満たす個人又は法人 ●ものづくりビジネスを検討し、ハードウェアのプロダクトアイデア又は試作品を持っている ●応募時点で満15歳以上かつ中学校を卒業している ●応募者自ら又は既に参画中のチームメンバーがプロダクト開発を行う意思がある ●2026年1月までに試作開発を実現する意思がある ●プログラムに一貫して参加する意思がある |
参加料 | 無料(飲食費、交通費、一部材料費等は各自負担となります) |
定員 | 30名程度(チーム参加は2名まで可能です) |
開催形式 | 原則、オンサイト開催(会場はTIB FAB、またはTIB内スペースを想定しております) |
応募締め切り | 2025年7月1日(火)午前9時59分まで |
応募スケジュール | 募集期間:2025年6月2日(月)〜2025年7月1日 (火) 午前9時59分 1次選考(書類審査):2025年7月2日 (水) 〜2025年7月3日 (木) 2次選考(プレゼン審査):2025年7月14日 (月) 〜 7月18日 (金) |
選考結果発表 | ・1次選考(書類審査):2025年7月4日 (金) 頃 ・2次選考(プレゼン審査):2025年7月中旬予定) ※個別にメールで通知いたします |
採択者キックオフ | 2025年8月2日(土) |
実施スケジュールと講師陣
DAY 6|10月18日(土)or 19日(日)
進捗共有会
1月末の成果発表会に向けて、製品・ビジネス・プレゼン内容に関するフィードバックを受けることで、プロジェクトをさらにブラッシュアップします。
DAY 8|11月中旬頃
先輩スタートアップとの交流会
実体験をもとに、どのように事業をステップアップし、人材を集め、マネタイズしていったかなどテーマやハードシングスについて知る。
交流とスタートアップへのアドバイス会。
昨年度 成果発表会受賞者紹介
TIB FAB Makars Challenge 2024成果発表会において入賞を果たしたチームを紹介します。
★最優秀賞
★セキュリティ・スマートホーム・その他部門賞
海を愛する人の命を守るテクノロジー
株式会社 xerograv.
岩永 智佳・小川 博教
ウェアラブルデバイスを身につけるだけで、リアルタイムで位置情報を共有し、万が一の漂流事故の救出に役立ちます。

★医療ヘルスケア部門賞
胎児超音波検査の自動化システム
株式会社Gifts
小笠原 淳
従来医師が手動で行っていた胎児超音波検査を、妊婦自身が簡便かつ自動的に行えるようリデザイン
受賞コメント
幅広い審査員の方々からご支持・応援の言葉をいただき大変光栄です。Makers Challengeを通じて、量産を見据えた製品開発の知見や、凄腕のデザイナーに触れられたことが大きな推進力となりました。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

★エンタメ・アートデザイン・ウェアラブル部門賞
着るスマホ「Wearphone」
株式会社Verne Technologies
竹内 大貴
装着することで使用者の声を防音し、いつでもどこでも音声での入力が可能になるAIデバイス
受賞コメント
初歩的な電子回路の仕組みから、ハードウェアのリアルなハードシングスまで、長期間にわたって非常に幅広い内容に触れられるプログラムです!ここで培った知識とネットワークを生かして、製品の本格的な事業化に向けて引き続き頑張ります!

参加者特典
①クラウドファンディングの専門家に無料で相談が可能
②クラウドファンディングの特別手数料の適用 ※キャンペーン併用不可
③「mobiMArt」の展示枠を特別価格提供
④「ビックFIRE」のエントリーサポート
①ユナイト助成金制度のご紹介
スタートアップ企業が、大田区内の中小企業へ試作・開発を依頼・発注する際にご活用いただける助成制度を紹介します。
②受・発注あっせん相談サービスのご紹介
研究開発や製品開発、難加工等を得意とする中小企業が集積する大田区ならではのサービスです。加工・製造の協力先や共同研究パートナーをお探しの方へ、当協会が無料で企業をご紹介いたします。
①特別見学会のご案内
港区立産業振興センターのファクトリーおよびコワーキングスペースの特別見学会の実施
オンラインによる事前説明会と個別相談会の実施について
オンラインによる事前説明会と
個別相談会の実施について
よくある質問
製品開発を効率化する機会の提供と、ものづくりにチャレンジする機運の向上を目的としています。『将来ハードウェアスタートアップとして飛躍したい』『アイデアを形にするための基礎的な知識や技術の習得したい』といった思いを持つ方のために提供するプログラムです。
原則、オンサイト開催を予定しています。参加者全員が集合しておこない、プログラム内容によってグループワークなどが発生することがあります。
試作にチャレンジするために必要な基礎的な知識です。座学と実践ワークで、ご自身の開発するプロダクトにどのように活かせるかを知る機会となります。
飲食や交通費、開発に必要な経費等は自己負担になります。参加費、TIB FABの機材利用料はかかりません。
個人のPC、ソフトのインストールや使用ができるPC環境をご準備ください。ビジネスチャットやミーティングツール、CADソフト等を使用する予定がございます。
ものづくり活動拠点として、3Ⅾプリンターを始めとしたデジタルファブリケーション機器や回路設計から電子基板の実装まで可能な電子工作機器、金属加工も可能な工作機械、IoT機器開発に必要な電子計測器、温湿度試験等の環境試験が可能な試験設備等を無償でご利用いただけます。
機材一覧はこちら
https://tib.metro.tokyo.lg.jp/tibfab/machine
金属加工や量産試作の開発等、参加者の段階に合わせて支援企業等と連携してサポートします。
詳しくはスタッフまで一度ご相談ください。
なんらかの課題解決や価値提供を目的とした機器や設備、それらを構成するための部品等、物理的な形状をともなうものを想定しています。IoTデバイスのようなソフトウェアとの連携が必要なものや、画期的な機構や素材の利用が肝となる工業製品など、広く様々なジャンルを対象とします。必ずしも電子的なデバイスに限定しておりません。新規性の高い提案をお待ちしています。
プログラム期間中、随時運営事務局で受け付けます。希望を伺った上で運営事務局が調整し、原則オンラインでおこなうことを想定しています。
製品開発から量産までの各プロセス(電子回路設計、ファームウェア開発、筐体設計、プロダクトデザインなど)の知見を持った企業やエンジニア、起業家をアサインしています。
ビジネス寄りの相談はプログラム外の専門窓口へご案内します。
プログラムの成果発表会の場や、TIB FABが持つネットワークを活用した情報発信を想定しています。
プロダクト開発段階に応じてTIB・TIB FABが提供するサポートを引き続き受けることができます。また、積極的に開発に取り組んでいるTIB FAB会員として、支援プログラムやマッチング機会などの情報提供や案内も行います。
Entry
応募は締め切りました
たくさんのご応募ありがとうございました!