What is
Makers Challenge
TiB FAB Makers Challengeとは?
TIB FAB Makers Challengeとは、ものづくりスタートアップにチャレンジしたい熱量ある方を対象とした、ものづくりシードスタートアップ育成プログラムです。
ハードウェア製品の開発に必要な知識を身につけ、自社(個人)のアイデアを具現化する技術と、量産化に向けた効果的な試作開発の手法を身につけることができます。ものづくりの知識や技術だけでなく、パートナー連携やマッチングによる量産化、実装等の個別支援を約7ヶ月間、ワンストップでサポートします。
これを機に、アイデアを形にしたい方やプロダクト開発を加速させたい方のご応募をお待ちしています。
Feature .
本プログラムの特徴
こんな人におすすめ
- ものづくりで起業を考えている個人やスタートアップ
- 業界・分野問わず、ものづくりでの起業アイデアや解決したい課題があり、事業の実現をめざしたい方
- ものづくりや起業のことを相談する相手がいない、または起業仲間を作りたい方
- 試作開発を進めているが技術的な壁にぶつかってしまったスタートアップ
- ソフトウェア開発をおこなってきて、IoTに取り組み予定の方
- 開発知識がなく、画期的なアイデアを形にできないでいる方
- メンバーに開発担当のエンジニアがいるが、開発に関する理解を深めておきたいと考えるチームリーダー
- このプログラムを知ってワクワクした学生の方
Step .
プログラムの流れ
※PCの方はスライドしてご確認ください
選考を通過したプログラム参加者は、成果発表の場を目指してプロダクトアイデアの実装をめざしていただきます。
プログラム終了後も希望者は開発のためのサポートを受けることが可能です。
Overview .
選考について
Schedule .
プログラムスケジュール
※プログラムの日程は変更となる場合がございます
- 8月31日(土)
- 10:30-12:30
ものづくりスタートアップ導入講座
将来ハードウェアスタートアップ・メーカーとして事業を営むために必要となる、ものづくり全般のライフサイクルへの理解や習慣をレクチャーする。
講師名:関谷 達彦
Mechanical Design Engineer

- 9月15日(日)
- 12:00-16:30
電子回路開発のためのハードウェア基礎知識
【座学】
トランジスタ回路の基礎、半導体データシートの見方、 抵抗とコンデンサの使い方、表面実装(SMT)を手作業で行うときの基礎知識
【ワーク】
ブレッドボードを用いた回路実験を通して座学で学んだ知識を実際の回路に適用し、上手な部品配置を学ぶ。
試作時の小型化、SMT化についても実例を見て、ブレッドボードとの違いを理解する。
講師名:阿部 潔
TIB FAB技術顧問テクニカルアドバイザー

- 9月28日(土)
- 13:00-16:30
ものづくりに必要なプログラミング講座
【座学】
ものづくりにおけるプログラミングのユースケースなどについてのレクチャー
【ワーク】
プログラミング言語Pythonを用いたワークショップ
・Pythonの基本文法
・Pythonの制御構文
・シミュレーションソフトを活用してPythonで交通信号機を制御してみよう!
(おまけ)リアルなハードウェアをPythonで動かしてみよう!
講師名:矢追 良太
一般社団法人42Tokyo ペダゴシーディレクター

- 10月5日(土)
- 10:30-16:30
プロダクトの企画・開発ワークショップ
-アイデア発想からマネタイズまで-
【座学】
FABの機材を使って試作をし、量産化に成功した先輩スタートアップが、
自社の製品の製作過程を例に、企画〜マネタイズまでレクチャー
【ワーク】
座学を元にチーム(個人)のアイデアをアイデアワークシートにまとめ、アイデアをブラッシュアップ
・アイデア書き出し&共有&絞込み
・「サービス/ターゲット/機能的価値」
・「システム/コンセプト検証/マネタイズ」
・発表会/講評
講師名:金井 隆晴
株式会社ORPHE CoFounder/CPO

- 10月19日(土),20日(日)
- 10:30-16:30
プロトタイピング体験
※2グループに分かれての受講となります
※どちらかの日程にご参加いただきます
FABの機器を活用してレーザー距離計を製作し、ラピットプロトタイピングの基礎を学ぶ。
センシング、マイコン制御、半田付け、筐体の試作、組み立て、デザイン印刷までを1日で体験し、FABを使った実践的なプロトタイピング手法を身につける。
講師名:鈴木 亮大/鈴木 宏健/仲井 優一
TIB FABテクニカルアドバイザー

- 11月2日(土)
- 13:00-16:30
CAD、プロダクトデザイン/筐体設計
設計や意匠デザインの基礎の座学、3ⅮCADを用いた3Ⅾモデリングから3Ⅾプリンターを用いた筐体プロトタイプの実践的な手法を学ぶ。
講師名:生駒 崇光
株式会社ICOMA 代表取締役社長

- 11月23日(土)
- 10:30-16:30
製品化するための製造プロセス学習
原理試作後、市場に製品を出すための量産前試作のプロセスや工場との協業について実例を通して学び、工場見学を通じて量産のものづくりの現場に実際に触れることで、ハードウェア開発への理解を深める。
講師名:株式会社浜野製作所

- 12月14日(土)
- 14:00-16:00
先輩スタートアップとの交流会
実体験をもとに、どのように事業をステップアップし、人材を集め、マネタイズしていったかなどテーマやハードシングスについて知る。交流とスタートアップへのアドバイス会。

- 2月26日 (水)
- 14:00-19:30
- ※変更となる可能性がございます
成果発表会
投資家、金融機関、支援会社等の多数のステークホルダーの前で、最終成果のプレゼンを行う。

Instructor .
講師紹介
※スライドしてご確認ください
FAQ .
製品開発を効率化する機会の提供と、ものづくりにチャレンジする機運の向上を目的としています。『将来ハードウェアスタートアップとして飛躍したい』『アイデアを形にするための基礎的な知識や技術の習得したい』といった思いを持つ方のために提供するプログラムです。
原則、オンサイト開催を予定しています。参加者全員が集合しておこない、プログラム内容によってグループワークなどが発生することがあります。
試作にチャレンジするために必要な基礎的な知識です。座学と実践ワークで、ご自身の開発するプロダクトにどのように活かせるかを知る機会となります。
飲食や交通費、開発に必要な経費等は自己負担になります。参加費、TIB FABの機材利用料はかかりません。
個人のPC、ソフトのインストールや使用ができるPC環境をご準備ください。ビジネスチャットやミーティングツール、CADソフト等を使用する予定がございます。
ものづくり活動拠点として、3Ⅾプリンターを始めとしたデジタルファブリケーション機器や回路設計から電子基板の実装まで可能な電子工作機器、金属加工も可能な工作機械、IoT機器開発に必要な電子計測器、温湿度試験等の環境試験が可能な試験設備等を無償でご利用いただけます。
機材一覧はこちら
https://tib.metro.tokyo.lg.jp/tibfab/machine
金属加工や量産試作の開発等、参加者の段階に合わせて支援企業等と連携してサポートします。
詳しくはスタッフまで一度ご相談ください。
なんらかの課題解決や価値提供を目的とした機器や設備、それらを構成するための部品等、物理的な形状をともなうものを想定しています。IoTデバイスのようなソフトウェアとの連携が必要なものや、画期的な機構や素材の利用が肝となる工業製品など、広く様々なジャンルを対象とします。必ずしも電子的なデバイスに限定しておりません。新規性の高い提案をお待ちしています。
プログラム期間中、随時運営事務局で受け付けます。希望を伺った上で運営事務局が調整し、原則オンラインでおこなうことを想定しています。
製品開発から量産までの各プロセス(電子回路設計、ファームウェア開発、筐体設計、プロダクトデザインなど)の知見を持った企業やエンジニア、起業家をアサインしています。
ビジネス寄りの相談はプログラム外の専門窓口へご案内します。
プログラムの成果発表会の場や、TIB FABが持つネットワークを活用した情報発信を想定しています。
プロダクト開発段階に応じてTIB・TIB FABが提供するサポートを引き続き受けることができます。また、積極的に開発に取り組んでいるTIB FAB会員として、支援プログラムやマッチング機会などの情報提供や案内も行います。
事務局情報
主催:東京都
お問合せ
TIB FAB Makers Challenge運営事務局
一般社団法人DMM.make TOKYO
メールアドレス:tibfab-program@dmm.com
Access .
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-8-3
SusHi Tech Square 2F
- 開館時間
- 平日10時~21時 / 土日祝10時~17時
※最終入館時間は閉館30分前まで
JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」京橋口|徒歩1分
東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D9出口すぐ
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」1出口|徒歩3分
Entry .
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